講演テーマ「メタバースの特性と可能性 〜メタバースが切り開く未来〜」
インターネットの利用が一般的となった今、新たな動きとしてこの数年で仮想空間、仮想世界(メタバース)というサービスが急増してきています。この動きはマルチバースという形で進化し始めています。
ネット世代といわれる若年層に限らず、パソコン、携帯電話でブログ、SNSを使いインターネットでコミュニケーションを行うこともめずらしい光景ではなくなってきています。
「セカンドライフ」のブーム的な加熱状態も終息し、現実世界をシミュレーションできる可能性を持つメタバースを、どのように活用できるかをこの数年の取り組み、事例をもとに考えます。
≪略歴≫三淵啓自(みつぶち・けいじ)
1961年東京生まれ。スタンフォード大学コンピューター数学科修士卒業後、米国オムロン社にて人工知能や画像認識の研究に携わる。退社後、米国でベンチャー企業を設立。その後日本で、日本ウェブコンセプツ、米国で3U.com 社を設立。
ユビキタス情報処理や画像認識システムなど、最先端のWebシステムの開発を手がけている他、2005年デジタルハリウッド大学・デジタルコンテンツ科専任助教授に就任、2006年、デジタルハリウッド大学院、メディアサイエンス研究所・セカンドライフ研究室長に就任。2008年、メタバース協会の設立に協力、理事に就任。現在に至る。
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